嵯峨天皇の離宮嵯峨院(のちの仙洞御所)を、貞観19(876)年に淳和太天皇の発願で寺院に改め、真言宗大覚寺派の本山として現在に至る。中世には大覚寺統(南朝)の御所となり、後宇多法皇が院政を執られた。特に弘法大師空海に深く帰依された嵯峨天皇から始まる「いけばな」を今に伝え、嵯峨御流華道総司所としても知られている。
嵯峨天皇の離宮嵯峨院(のちの仙洞御所)を、貞観19(876)年に淳和太天皇の発願で寺院に改め、真言宗大覚寺派の本山として現在に至る。中世には大覚寺統(南朝)の御所となり、後宇多法皇が院政を執られた。特に弘法大師空海に深く帰依された嵯峨天皇から始まる「いけばな」を今に伝え、嵯峨御流華道総司所としても知られている。